2016-10-20

3Dプリンター組み立てる その14 「X軸-3」

3Dプリンター組み立てキットを購入し組み立てている その14 です


前回
X軸のタイミングベルトを張るところまで書きました


取説では次はY軸にヒートベッドを実装するようになっていますが
ボルトやナットを落とした時に拾うのが大変なので
先にX軸の押し出し機を組み立てていきます


Z軸モーターの連結器を手で回してX軸を作業のしやすい高さまで
移動させておきます


穴あきの金属ブロックを用意します















X軸の移動する金属ステーに用意したブロックを取り付けます















これは向きがあるので間違えないよう気を付けて下さい
ボルト1つで固定するので締めているうちに
ブロックが回りそうになります
手で押さえながら金属ステーの端とブロックの端で段差が出来ないよう
位置を合わせた状態で締めます


取説の順番を無視して
先にブロックにノズルを付けます
ノズルはヒーターとサーミスタ(温度計)組み込み済みの状態で
入っています















ブロックのイモネジを緩めておいてノズル一式の長いネジの部分を
ブロックに差し込みます















(写真には、まだ紹介してないヒートベッドが映り込んでいますね)
ノズル一式から出るケーブルが上の写真で見る奥側に来る向きで
ブロックの上面と段差が出ないまで挿し込んだらイモネジで
しっかり固定します
(これが造形中に緩んで落ちると大変なことになるのでしっかり締めましょう)



フィラメント押し出し用のステップモーター周りを組み立てていきます
高さ40mmのステップモーターとメーカー造形パーツ
フィラメント用プーリーを用意します















ステップモーターの軸に造形パーツを取り付けた後に
フィラメントプーリを「その5」と同じ要領で取り付けます















造形パーツの穴の真上にフィラメントプーリーの真ん中が来るよう
取説では指定されていますが
私が組んだ時は真ん中に調整するとイモネジが絞められない位置に
来てしまうためイモネジが絞められるギリギリの位置で固定しました
フィラメントプーリーのギザギザがパーツの穴の範囲に収まっていれば
使用に問題はありません
モーターのコネクタの向きに注意して下さい
こちらは違う向きだとケーブルが挿せなくなったり
モーター自体が取り付けられなくなります



フィラメント押さえ、バネを取り付けます
取説には皿ネジ風の絵になっていますがM3で首下16mmの
皿ネジは見当たりませんでした
M3×16のキャップボルトを使いました















ここで問題が発覚します
フィラメント押さえのローラーが下側に来すぎていて
フィラメントプーリにしっかり当たっていないのと
造形パーツに干渉してしまって、かなりバネを縮めないと入りません

この位置関係だとフィラメントプーリーが空回りして
押し出し機の役目を果たせないかもしれません

一度取り外して少し改造しました
詳細は 改造「フィラメント押さえ」をご覧ください



今回はここまで
次回は押し出し機モーターを本体に乗せていきます


                 

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