2016-11-08

造形物 その1「クリーパー」

3Dプリンターで
記念すべき造形プリントは
マインクラフト(Minecraft)に出てくる匠こと
クリーパー(Creeper)さんを作成しました


サンプルで入っていたGコードデータでも良いですが
それではつまらないので3Dプリンター組み立ての息抜きに
合間でデータを作成して用意していました



3DCADやモデリングソフトは触った事が無かったので
ネットで無料ソフトを探してみて
取敢えず今回3Dデータを作成してみたソフトは
AUTODESK社の 123DDESIGN を使いました
日本語バージョンもありましたしシンプルで直観的な操作感でした
(3D無料ソフトもいくつか試したので後日にまとめてみたいと思います)



四角を横姿になるように、いくつか平面で書いて組み合わせ
同じ高さになるように立体化


描画平面を顔になる面に切り替えて顔の形をお絵かき
顔にめり込む方向に立体化

重なった部分を切除して完成です


















123DDESIGN形式(.123dx)で保存しておいて
続けてスライサー用に3DでエクスポートでSTL形式(.stl)を
選択しstlファイルを書き出します

スライサー(stlファイルからGコードファイルを生成するソフト)は
同梱のディスクのCuraをインストールして使用しました
(スライサーも後日まとめを書こうと思っています)



組立てキットについてきた、テスト用フィラメントをセットして
生成されたGコードファイル(.gcode)データをSDHCカードに放り込んで
いよいよ3Dプリントスタートです


ベッドとノズルの温め、原点復帰が完了したらベッド上にノズルが移動して
お絵かきを始めました















寝かせた状態でデータを作って、そのままスライサーにかけたので
そのままの寝た状態でプリントされています

一通りお絵かきすると、Z軸が少しだけ上昇して同じ位置をなぞって
段々と高く積みあがっていきます















顔の部分を書く時は少し違う軌道で何層か動いて、
結果として顔が出来上がっていました


プリント終了















ヒートベッドから剥がす時に、同梱のマスキングテープっぽい
チぱ自然グルー制(テープ芯の内側にそう書いてありました)テープが
造形物と一緒に剥がれてきました















造形物側に着いたテープはしばらく水でふやかして
爪でカリカリしたら綺麗に取れました
















なかなか上手に出来たと思います




13年前ぐらいに金属加工場に少しだけ務めていた時、
その会社は円柱形のいわゆる軸物を図面見ながら
Gコード座標指定の手打ちで作るやり方だったので
3次元データから立体物用のGコードを生成出来る話は
聞いていましたが実際に目の当たりにすると
少し感動しました


この積層方式は、バリバリ削るダイナミック感は全く無いものの
ツールチェンジや干渉でぶつける心配が少ない分
見てて安心感がありますね

少しずつ積みあがって出来上がっていくのも新鮮です


以上、記念すべき3Dプリンター造形物第1号「クリーパー」君でした



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