2016-11-05

3Dプリンター組み立てる その21 「LCD操作」

前回で完成した HICTOP社の3DP-16 ですが
良く使う本体パネルでの操作項目を書いていこうと思います


多分全てを覚えると便利な機能もあるかもしれませんが
今の所必要無いので
3Dプリンターで造形するのに自分が使っている項目だけ説明します




操作は
ジョグダイヤルを押し込むと決定、回すとカーソル移動の
組み合わせで進んでいきます



電源を入れると、まずは状態表示画面から立ち上がります















一番上の段
左側はノズルヘッドの現在温度/設定温度
右側はヒートベッドの現在温度/設定温度

2段目
XYZそれぞれの現在位置です
XY座標はGコードで稼働中は表示が動きに追いつかないので目安程度
Z軸は何段目を造形しているか大体判ります

3段目
一番左はフィラメント送りの倍率?
(スライサーで設定してGコードに含まれているので、いつも100%で使って無いです)
真ん中はプリント中のGコードの進行具合
右側はプリントスタートしてからの経過時間

4段目
直近のインフォメーション表示
(写真ではヒートベッド温め中になってます)



ボタンを押し込むとメインメニューが表示されます















左側の > が選択中のカーソルです、
各項目の右側にある矢印は
上矢印が一つ上の階層に戻る
右矢印が先の階層に進む
しばらく操作をしないでいると、どの階層の画面でも
状態表示画面に戻ります

Prepare  手動操作で色々出来ます
Control 設定をいじれるみたいですが使ったことありません
No SD card   SDカードを入れると Print from SD に変わって
      SDカードに保存したGコードを選べます


Prepare を押して先の階層に進みます















Disable steppers  ステップモーターの保持が解除されて
        手でヒートベッドなどが動かせるようになるそうです
        使ったことありません
Auto home  各軸が原点まで移動(リミット位置)します
        ヒートベッドの高さ調整の時など、よく使います
Set home offsets  原点オフセットが出来るみたいです
         使ったことありません

実はこの階層は写真の項目より下にもジョグダイヤルを回していくと
続いています


Preheat PLA  あらかじめControlで設定してあるPLA温度まで
        ヒートベッドとノズルヘッドを加熱します
        フィラメントを入れる時や引き抜く時、ノズルのお掃除など
        よく使います
Perheat ABS  上記のABS温度版です
















Cooldown  ヒートベッドとノズルヘッドの設定温度を 0 にします
        先ほどのPreheatでの作業後やプリントを中断して
        温度設定がそのままの時のリセットで使っています
Switch power off  スイッチを切れるようですが使っていません
        代わりにスイッチ付き延長コードでオンオフしています
        (買い物リスト
Move axis  ジョグダイヤルを使ってステップモーターの力で
        各軸を移動させます
        プリントを中断した時にZ軸を逃がすのによく使っています



Move axis を押した先の階層を説明します















ジョグダイヤルの1ノッチで移動する距離を選ぶ画面が出てきます
(Z軸は選んだ距離通り1ノッチで移動しません)(×4?)

距離を選んでボタンを押すと軸を指定する画面になります















どの軸を動かすか選んでボタンを押します















この状態でジョグダイヤルを回すと選んだ軸が動きます
時計回りでプラス方向(Zなら上方向)、
反時計回りでマイナス方向(Zなら下方向)
リミットから遠くに行く方向がプラスと覚えておくと
イメージしやすいと思います

ボタンを押すと上の階層画面(どの軸かを選ぶ画面)に
戻ります。



Move axis の説明は終わります
上の階層に戻っていってメインメニューに戻ります


SDカードからのプリントの説明をします
SDカードを挿し込むと No SD card   だった項目が
Print from SD に変わっています















Print from SD を選択しボタンを押すとSDカードの中身が参照できます
(ファイル名が日本語のものは文字化けしてました)















プリントしたいGコードファイルを選択してボタンを押すと
LCDが状態表示画面に戻ってプリント開始です。















私が使っているスライサーでは、まずヒートベッド加熱→
ノズル加熱→原点復帰→造形開始の順番で進行します


これで3Dプリンター3DP-16本体の操作の説明を終わります
全てを使いこなしている訳ではありませんが
今回説明した操作が出来れば困ることは無いと思います

何か操作を間違って意図しない動きを始めたら
取敢えず電源を切って、機械を止めてから
一旦落ち着いて対処すると良いです


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1 件のコメント:

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