3DP-16の修理についての投稿です
組み立て編「その20」で電源を入れたら早速エラー表示が出ました
LCD表示の上側左ノズルヘッドの温度が892℃
下の方には Err: MAXTEMP と出ています
メーカーに問い合わせたところ
キットの中に予備のサーミスタ(温度計)が
1本入っているはずなので替えてみてほしいとのこと
さっそく確認すると確かに入ってました
(予備を入れておくと言うことは
初期故障の多い部分なんですかね?)
それでは交換作業を進めていきます
ノズル部分のブロックにヒーターとサーミスタ(温度計)が
挿し込まれているので、まずはファンとヒートシンクを外します
ノズルのブロックを止めているイモネジを緩めて取り外します
ケーブルの根本に巻き付けてあるカプトンテープ?を優しく剥がします
(粘着面がしっかりしていれば再使用出来ますので注意深く扱うと良いです)
ぐしゃぐしゃになるのが不安な方は買って用意しておくと良いでしょう
(買い物リスト)
手元に無くてぐしゃぐしゃになっても、
テープ無しで3Dプリンターの使用は出来ますよ
白い方のケーブルがサーミスタ(温度計)です
ブロックの側面にサーミスタ抜け防止のイモネジがあるので
緩めて引き抜きます
念のために引き抜いてコネクタが刺さったままの状態で
電源を入れてみたところLCD表示の温度は23℃で
正常に戻りました
どうやらサーミスタ先端ガラスの
根本にある絶縁チューブが短くて
イモネジの部分でショートしてしまっていたようです
交換はしないで、そのまま元あった穴に差し込んで
イモネジはかなり緩めにしておいて
再び耐熱テープを巻いて分解したのと逆の手順で組み立てて
今回の修理は完了です
結果からみると、多分ここまで分解しないでも
サーミスタ抜け止めのイモネジを緩めるだけでエラー解消出来たと思います
以上、修理というほどのことではありませんが
射出ノズル温度計の初期不良を解消する作業でした
他の投稿一覧へ
0 件のコメント:
コメントを投稿