HICTOP社の3Dプリンター 3DP-16を組み立てている その20 です
前回は配線が完了しました
物理的な組み立てはすべて完了です
最後にヒートベッドの高さ調整です
パソコンとUSB接続してスライサーソフトの機能で
調整作業も出来るようですが、
・私の使用環境では3Dプリンターの近くにパソコンが無い
・パソコンが無くてもSDカードから造形出来る仕様
・造形中に他用途でパソコンを使いたい
・造形中にパソコンをずっと起動しているのは嫌
・ドライバソフト入れて設定するのが面倒
ってことでUSB接続はしていません
使ってみると便利なのかもしれませんが、接続しない状態でも
今の所は不便を感じたことがありません
以降はUSB接続しない前提で書いていきます
まず電源を入れます
前回も文末で紹介したスイッチ付き延長コード、これは便利です
ぜひ導入することをオススメします。
(買い物リスト)
家電屋、ホームセンターなど、どこでも売っている物で良いです
コントロールパネルのLCD表示が立ち上がります
私はいきなり温度異常のエラーが出ました
解決法は 修理「射出ノズル温度計」を参照下さい
メーカーにメールで問合せしつつ
(ちゃんと日本語対応のメールアドレスが取説に記載してあります)
エラーを解決してヒートベッドの調節に戻ります
ジョグダイヤル(回転つまみ)を押し込むとピッという音と共に画面が変わります
つまみを回して Prepare にカーソルを合わせて、また押し込みます
次の画面はこれ
次は3Dプリンターが実際に動くので、予めぶつからないように
周りの物をどかしたり、ケーブルが引っ掛かる場所に物が無いか確認して下さい
つまみを回して Auto home にカーソルを合わせて、押し込む
これを押すとX軸→Y軸→Z軸の順番で各リミットの位置まで移動します
各リミットまで移動が終わったら、一旦電源を切ります
(電源を入れたままだと、急に誤動作した時に挟まれてケガをする
可能性もあるので、電源を切って作業することをオススメします)
ノズル先端がヒートベッドの外に位置していると思います
Z軸はそのまま触らないで、Y軸とX軸を手でやさしく移動させ
ノズル先端がヒートベット上に来るようにします
この時点でヒートベッドに接触するようでしたらZ軸リミットが低すぎます
もう一度、Z軸を手回しで上げてZ軸リミットを少し上にずらしましょう
Z軸を再調整した場合は、もう一度電源を入れて
Auto home をして各リミット位置まで各軸を移動させてから
また電源を切って下さい
ヒートベッド上にノズル先端が来たら、下側の蝶ナットを手で支えつつ
上側の皿ビスをプラスドライバーで回して4つ角それぞれの高さを調整します
この際は、ヒートベッドとノズルの間に
普通のコピー用紙(厚み約0.1mmぐらい)を挟んで動かし
スカスカでは無いけどちょっと抵抗がありつつも動く程度の高さにします
4つ角で2回通り調整して、真ん中や色んなポイントで確認して
それぞれ同じぐらいの紙の抵抗具合になっていればOKです
(ここまで確認しなくても、大体良ければ造形は出来ます)
調整が終わったらZ軸を手回しで少し上げといた方が良いです
(次に自動で動かす時にヒートベッドと多孔板を止めているクリップに
接触する可能性がある)
今回はここまで
次回はコントロールパネルで良く使う機能を書いていきます
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