2016-10-06

3Dプリンター組み立てる その2 「Y軸-1」

3dp-16の組み立て その2 です。
いよいよY軸から組み立てていこうと思います


前回
開封とディスクの中身データの確認まで書きました


では早速、組み立て説明書をみつつ進めていこうと思います
まず、取説を見ると「M5×8のホルダー」と記載があるのですが、

「ホルダー」という私は言葉にあまりなじみがありません
絵を見るとすぐわかるのですが、
ホルダーとはキャップボルトもしくは六角穴付きボルトの事を指すようです

ちなみに、「M5」はネジ部分の直径(厳密に言うと5mmでは無いですが)
後ろの「×8」は首下の長さ(回す部分を含めず、
               ネジになっている部分だけの長さ)

M5ナットと言うのもフレーム用のひし形ナットを指すようです

部品をそろえるとこんな感じ















アルミ鋳物製?の角パーツにボルトとナットをつけるだけですね
取説にもありますが後でフレームにはめ込むのでナットは
ちょっとネジがまっすぐ入ったなってとこまでで良いです

こんな感じ











角パーツ4つ用意したらフレームの組み立てです
アルミ製の四角い長棒(溝付き)を410mm、308mmを
それぞれ2本用意します

角パーツにつけたナットの向きをフレーム棒の溝に合わせて
はめ込み、キャップボルトを締めていくと溝の中で
ナットがくるっと回って固定出来る向きに変わります


一度こんな状態で、横から覗き込みながら絞めてみて
確認してみてください
今後、似たような作業が沢山あるので
一度見ておくとイメージしやすくなります















上手くナットが中で回ってくれない時は、レールにはめたまま
ギリギリまで緩めてから、もう一度絞めてみて下さい

何度か試してみてもダメな時は、
ナットを替えた方が良いです
このナット、あまり精度が良くなく個体差が大きいです
組立て終わってもこのナットは余ります(私は11個余った)
悪かったナットは選り分けて別保管しておくと良いでしょう


フレーム4本を仮り組みして枠状にします(長い棒が内側)
こんな感じ















注意点としては、作業しづらいですが平らな台(もしくは床)に
おいて、ねじれが出ないように組む事です
こんな感じ
















仮り組みが出来上がったら、直角を測れる物(買い物リスト)で
それぞれの角の直角度を確認して下さい
(私は家にあった自在三角定規の直角の角を使いました)
こんな感じ















ここで使った角パーツですが、精度が出ていれば
すんなりと直角が出てくれます
しかし、私の場合は他の場所で使用した
角パーツが精度が悪く苦労しました

その時はこんな感じでコピー用紙を挟んで直角度を確保しました















こだわりのある人は調整用シム板(買い物リスト)を使うと
かっこ良く仕上がります



それぞれの角の直角度と枠全体のねじれが無いことが
確認出来たらキャップボルトを強く絞めて固定します

ここは出来るだけ手抜きせず丁寧に作って下さい
この枠の出来が悪いと、後の工程で組み立てに
支障が出ますし、もし動くように組みあがったとしても
ひずみがあると部品の寿命にも影響してくる可能性があります

今回はここまで、次回もY軸の組み立ての続きです

           

0 件のコメント:

コメントを投稿