HICTOP社の3DP-16を組み立てている その17 です
前回はY軸も完成し、ほぼ完成形になるところまで書きました
残りの部品を取り付けていきます
まずフィラメントモニター
リミットスイッチとそれに合う形の溝が入ったパーツ、ボルトナット一式が
入った袋を用意します
リミットをパーツの溝に合うように配置して裏からボルトを通し
表からナットで固定します
Z軸の空中横フレームに取り付けて、取り付けた後から
蓋をするように取説では書いてあります
取説通りだとこんな感じ
(後で説明する予定の操作パネルが映り込んでいますね)
これは好みにもよりますが個人的には蓋は必要ありませんでした
蓋がある方が見た目はスッキリしますがフィラメントを通す時に
中が見えないので使いにくかったです
私は最初の試作造形するより前に、早々に蓋を取ってしまいました
さらにカタログスペックの最大高さの造形をするとフィラメントモニターが
X軸リニアベアリングに衝突してしまうこと
そこまでZ軸が上がってくる前段階でフィラメントに無理な力がかかって
フィラメントが折れてしまうことが予想出来る
これらの理由で最終的には本体フレームから取り外して、
フィラメントの切れ端を貫通させてその辺に転がしていました
写真はさっきのと同じですが、この状態はギリギリまでZ軸を上げた状態です
よく見るとZ軸のネジはまだ余裕がありますが、これより上に来ると
ベアリングが左右に動作したときに衝突するのが予想出来ます
基盤のコネクタを外して撤去してしまうと、3Dプリンターが
フィラメント無しを判断して造形が進みませんでした
設定をいじれば無効化出来るのかもしれませんが
そこまでの知識がなかったので
物理的にフィラメント切れ端で検知させておいて、
転がしておくという手段をとりました
次にZ軸リミットを取り付けます
部品はこれ
Y軸のステップモーターが奥に見える方向から見て
向かって左側のZ軸縦フレームの外側に取り付けます
写真では、基盤が取り付け済みの状態ですが、当ブログでは
組立て完了時の反省を踏まえて
後から基盤を付ける順序で紹介しています
取説では後で調整するのでユル止めにしておいて
写真の後にケーブルがゴテゴテと付いた状態でホームポジションまで
移動させて調整を繰り返す手順になっています
取説の手順だと非常に面倒なので、この段階で
左右のZ軸モーターの連結器を手で回して、
リミットスイッチがオンになる「カチッ」と音がするまで下げた状態の時に
ヒートベッド上のマスキングテープ貼り付け済み多孔板と、
射出ノズルの先端との隙間が1mm以下程度になる位置に
今取り付けたZ軸リミットが来るような所で固定してしまうのを
オススメします
今回はここまで
次回は基盤関係を取り付けていきます
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