その11 です
前回はX軸のパーツをリニアシャフトで繋ぐところまで書きました
Z軸にリニアシャフトを立てていきます
立てる用のパーツを用意します

これをZ軸の空中横フレームに取り付けます
位置は大体、両端ぐらい
後で調整するので仮止めにしておきます
アクリルパーツに取り付け用の穴以外に斜めに2個穴が開いています
後で外側がリニアシャフト、内側に寸切りネジ(長いネジ)が入りますので
斜めの位置関係を間違えないように注意して下さい
両サイドに付けます
リニアシャフトの残っている2本(長さ230mm)を用意して
前回に組み合わせたX軸のアクリルパーツに組み込まれている
リニアベアリングに上から通しながら、下のZ軸ステップモーターを
取り付けている金属ステーの穴に入れて
ステップモーターに突き当てる様な形でリニアシャフトを立てます
ここで無理して通していくとX軸アクリルパーツ組み込みの
リニアベアリングが壊れます
(私は油断していてリミット付き側の方で小さなベアリングの玉が
3個ほど飛び出て来てしまいました。その後のスムーズ確認で
潤滑スプレー(買い物リスト)かけとけば支障無い程度の
具合だったのでそのままにしています。
しばらく造形していますが今のところ問題にはなっていません)
下側のZ軸ステップモーター用金属ステーの穴を基準にして
まずは
X軸のリミットと反対側のリニアシャフト穴が貫通穴になっている
アクリルパーツをプラスチックハンマーなどで叩いてX軸が一番下まで
行けるようにX軸の幅を調整します
次に
X軸一式が一番上までスムーズに動くように
Z軸中空横フレームに取り付けたアクリルパーツを調整します
これでX軸一式が上から下までスムーズに
動くようになっているはずです
取説ではX軸を上下させてリニアシャフトが飛び出てこないように
なるまで調整するようになっています
(私は前述の通りベアリングの玉が飛び出てしまったので
リミット付きの側はリニアシャフトが飛び出て来てしまいましたが
手の感覚で大丈夫であろうところまで調整して潤滑スプレーを
かけたらリニアシャフトが出てこなくなったので、そこで良しとしました)
Z軸空中横フレームのアクリルパーツにリニアシャフトの蓋をします
パーツはこの形のアクリルパーツ
蓋したところ
(写真は次工程の寸切りネジまで通った状態です)
押さえたリニアシャフトがガタついたり、飛び出て締めきれない等が
無くピッタリ収まっていれば良好です
部品精度や、前工程の寸法と直角度の組み立て精度によっては
ピッタリ行かない時もあるかもしれません
そんな時
こだわる方は再調整した方がいいでしょう
そこまで求めない方は
ガタがある時は穴に紙や調整シムでガタつきが無いように
飛び出ている時はパーツが割れない程度に締め付けておけば良いです
今回はここまで
次回はZ軸の寸切りネジを通します
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