2016-10-01

3Dプリンターを選ぶ その3

題名の通り
3Dプリンターを選ぶ際に収集した情報や自分の基準、決定に至った経緯を
書いている3回目の投稿です

前回
完成品メーカーがこぞって箱で囲うのはどうしてなのか
気になった所まで書きました


結論からいえば  造形が安定するから  のようです


3Dプリンターが物を形作っていくのはZ軸(一般的に高さ方向)を
下から順番に樹脂性の材料で積み重ねていく積層式と呼ばれる方式で
例えば15段目をプリントアウトした後に、16段目に差し掛かる際に
丁度良い冷え加減でないと
冷えすぎた時は強度が落ちたり、せり出した部分(ハングアップ部分)が
上手く出来上がらなかったりするようです
逆に冷えが悪いと樹脂吐出部(ノズルヘッド)が通過した跡として極細の
ヒゲのような物が発生するようです

同じ理由で、1段目はワーク台(ベッド)から剥離して上手くいかないケースもあり
最近は加熱する台(ヒートベット)を採用している商品が増えているそうです


現時点では実体験を伴わないネットで集めた情報ですが複数サイトで
同じような事が書かれているので、おおよそ間違いないでしょう


それと、機械部分が露出しているとユーザーが指を挟む危険もあるので
安全的側面でも製品として完成品を売る場合は、箱で囲う必要があるのかもしれません

一つ思い浮かぶデメリットは箱の中が外気温より高い温度で
管理されているのであれば、制御関係の基盤上の電子部品の短命化でしょうか
半導体部品はどうしても温度と故障率、寿命には比例関係があるので
暑い環境だと長持ちしない可能性があります

造形物が上手く出来上がらないと3Dプリンターの意味が無いので
メリットの方が勝りそうですね


少し寄り道してしまいましたが
次こそは独断と偏見で、アマゾンのHICTOP社 3dp-16wt に
決定した経緯を書いていこうと思います



                           

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