HICTOP社の3dp-16wtを組み立てている その13 です
前回はZ軸が完成するところまで書きました
Z軸に支えられたX軸に機器を追加していきます
X軸の上下のリニアシャフトにそれぞれついているリニアベアリングを
繋ぐ兼押し出し機を乗っける金属パーツを用意します
取説にもある通りタイミングベルト固定用のパーツは
組み合わせ済みです
M4×8のキャップボルト10個で上下のリニアベアリング3個に
取り付けていきます
この時点ではゆるく仮止めにしておきます
仮止めが終わったら左右にスムーズに動くか確認しながら
少しずつキャップボルトを締めていきます
最終的にしっかりと締めてもスムーズな動きが出来きるように
確認して下さい
X軸のステップモーターを取り付けます
高さ40mmのモーターを用意します
X軸アクリルパーツのベアリング組み込みとは反対側に
取り付けます
コネクタの向きはどこに向いていても大丈夫ですが
ケーブルに変な力がかかりにくい下向きをオススメします
先ほど取り付けたステップモーターの軸にベルトプーリーを
挿し込みます
取説には寸法指定して固定するありますが
Y軸のベルトプーリーの時と同様に
ベルトを張ってから調整するのでここでは
「その5」と同じ程度で絞めておきます
X軸用にベルトを切り出します
長さは約850mm
多少長く切っても最終的に余りますし、
少々短くてもベルトクリップに固定すると少し耳が出ますので
大体で良いです
X軸のベルトを取り付けます
位置が変わるだけで取り付けの要領は「その7」と同じです
確認しながらベルトプーリーをしっかり固定します
ここで良くない状況が発覚しました
さっき張ったばかりのX軸タイミングベルトが
X軸のリミットスイッチを取り付けているボルトに干渉してしまいます
この状態で使用を開始すると近い将来、ベルトが擦り切れて
しまいます
解消するために少しだけ改造しました
内容は 改造「X軸リミット取り付け位置」 をご覧ください
X軸を左右に動かしてスムーズかどうか
ベルトがベアリングやプーリの端に当たって無理な力がかかってないか
それぞれを確認します
今回はここまで
次回は取説ではY軸ヒートベッドを付けるようになっていて
私もその通りに作ってみましたが、X軸の押し出し機を先に組んだ方が
作業しやすいと終わった後に気が付きました
次回はX軸に乗っかる押し出し機の組み立てを先に紹介していきます
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